腰痛や下肢痛、しびれで整形外科に行くとレントゲンやMRI検査で腰椎の写真を撮ります。そして、椎間板の変形やヘルニアが見つかると「それが腰痛の原因ですね」と言われます。

椎間板ヘルニアや椎間板の変性は腰痛とはほぼ無関係

ところが、実際には腰痛や下肢痛がまったくない健常者にも椎間板の変性や椎間板ヘルニアが見つかることが知られています。

出典:腰痛ガイドブック 春秋社 長谷川淳史著 24P

上の図は健康な人の椎間板を調べたら65パーセントの人に異常が見つかったという報告です。

出典:腰痛ガイドブック 春秋社 長谷川淳史著 24P

こちらの図も同様の結果を表わしています。椎間板ヘルニア、椎間板の膨隆、椎間板の変性、それぞれほとんど年齢と比例するように異常検出率も増えています。しかし、このグラフもMRIによる健常者に対する検査なのです。

60歳から80歳を対象にした検査では約90%の人に椎間板の変性が見つかっています。

これらの調査結果が何を意味するのか?椎間板の異常やヘルニアがあってもそれが腰痛や下肢痛の原因であるとされてしまうのはおかしなことだと思いませんか??

椎間板ヘルニアのせいで、腰が痛いと思いこんでいる人はまだまだたくさんいます。下手に動かすとヘルニアが余計に飛び出て症状が悪化すると信じていて、腰に爆弾を抱えたような気持ちで生活しています。

そういう人がこのような情報を知ることはとても意義のあることだと思います。腰痛や下肢痛と椎間板ヘルニアや椎間板の異常はほとんど無関係だと知ることで脳が安心します。

もちろん、必要な情報はこれだけではありません。正しい情報を知るほどに脳は安心します。安心すると生理機能も正常化して回復しやすい心身の状態に近づいていくのです。

このように、読書によって正しい情報を知って腰痛が治りやすくなるのです。私も高校生から20代後半にかけて10年ほど腰痛で悩んでいましたが、読書療法で腰痛から解放されました。

腰痛ガイドブック-根拠に基づく治療戦略

上の図はこの本から引用しました。やすらぎの杜整体院でもクライアントさんへの説明時にもっとも使用している本です。

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と帯にも書いてある様に、真の知識を知ることで腰痛が治りやすくなるのです。

今まで椎間板ヘルニアが原因で腰や足が痛いと信じていた人にとっては、にわかには信じられないことかもしれません。人によっては読書療法だけで完全に腰痛が治る人もいます。

整体などの手技療法と併用する場合でも、このような知識を知ったうえで受けるのとまったく知らないのとでは回復のしやすさも全然違うと言えます。

自分で治せるという気持ちを持つだけで、依存して治してもらおうと考えている人に比べて実際に回復しやすくなるのです。

また、この本には医学的根拠に基づいて腰痛を治すための心構えや行動について7つの戦略が紹介されています。現在、腰痛や下肢痛でお悩みの方にお薦めの一冊です。