重度の腰痛?

腰痛のクライアントさんで印象に残っている中学生がいます。中学三年生の女の子がお母さんに付き添われて来院しました。重度の腰痛で体育の授業を受けることも出来ず、病院や治療院に9軒も通ったのだそうです。

お母さんもとても心配そうでした。

どこに行っても改善せずにほとほと困り果てていました。なかなか治らないものだから本人もご家族もお医者さんも酷い腰痛だと思い込んでいました。

腰痛の検査

来院時に腰痛の状態をチェックするために検査をしてみました。すると、私から見ると拍子抜けするくらいにたいしたことない軽い腰痛だったのです。

関節の可動域もそれほど悪くないし、中学生だし若いので身体も柔らかいです。

問題は本人も周りの家族も「うんと状態が悪い腰痛である」と思い込んでいたことでした。それにより不安や恐怖も大きくなるし痛みも強くなるのです。

痛みは絶対的なものではない

痛みは脳が感じています。そして純粋な痛み以外に不安や恐怖などの感情を抱いていると痛みが増幅することが医学的にもわかっています。

  • 重度の腰痛を抱えている
  • 簡単には治らない腰痛である
  • 下手に動かすと悪化する可能性がある
  • 特別な治療を受けないと治らない

彼女やお母さんも心の中にこのような思考を抱いていることが私に伝わってきていました。なので、私の大事な仕事はこれらの信念を書き換えることでした。

深く信じていましたので、信念を書き換えるのは簡単ではありませんでした。根拠を示しながら毎回丁寧に心と体が安心してもらえるように施術をしました。

施術だけでなく、安心するために必要な情報を毎回お伝えしていきました。

そうすると、通院を重ねるたびに腰痛もどんどん改善していきました。体育の授業や部活道のバドミントンも出来るようにもなりました。

最初の頃は運動した後に腰痛が出ていましたが、じきにそれもなくなりました。思い切り運動しても大丈夫になったのでした。

学校の先生から聞いた話

余談ですが、この中学生の通っていた中学校の先生もたまたま当院に通院していました。その先生の話では生徒会長もやったりしてとても優秀な生徒さんだそうです。

そして、腰痛で苦しんだことや「ある整体院」と出会って腰痛が回復した話や、周りの人に支えてもらった話などを作文にまとめてそれが学校代表として市の文集に掲載されたのだそうです。そんな話を先生が教えてくれました。

お役に立てて良かったです。不必要な治療を継続しても治りません。その人にとって必要な情報提供と意識改革、適切な施術をセットで提供しています。

お父様も通院

この中学生の付き添いでお母さんが来るときとお父さんが来るときがありました。お父さんは特にどこが辛いというわけではありませんでしたが、娘さんがどんどん回復していく様子を見て、自分も見てもらいたいと通院するようになりました。

娘さんの予約を取っていたけど、娘さんの調子が良いようなので代わりにお父さんが施術を受けて行かれることもありました。

症状の有無に関わらず、当院の整体は様々な不調和を改善することが出来ます。症状の改善だけでなく心身の調和を図るお手伝いが出来ます。

症状を消す、痛みを治す、ということをしているのではないのです。心身の調和を取り戻すことで自然と回復しやすい身体になっていくのです。そのためのお手伝いをしています。