仙台市宮城野区の腰痛・ヘルニア専門整体院の上川名です。

腰痛、坐骨神経痛、下肢痛が治りにくい人の特徴として病院でもらった痛み止めの薬(消炎鎮痛剤)を毎日きちんと飲んでいることが挙げられます。一日に三回飲んでいる人は本当に治りにくいです。

鎮痛剤を飲めば飲むほどに、腰痛は治りにくくなるのではないかと思うほどです。

鎮痛剤で腰痛が悪化する

現在通院中の腰部椎間板ヘルニアの診断を受けている女子高生の話。ヘルニアがあっても痛みとは直接関係しているケースは少ないということを伝えて、通院のたびにどんどん回復していきました。通学もままならないほどの痛みでしたが、部活動(運動部)にも復活し大会に出れるくらいに改善しました。

良くなったので通院頻度も開けました。来ない間に腰痛になったのでまた鎮痛剤を飲んだそうです。痛み止めを飲むと楽になるので毎日また飲むようになったら、せっかく良くなった腰痛や下肢痛がどんどん悪化していきました。

先日来院したときには、激痛でじっとしていることも辛くて涙を流していました。歩くのもとても痛くて辛そうです。少しでも動かすと腰と下肢に鋭い痛みが走るのです。話を聞くと最近また甘いものをよく食べるようになり、鎮痛剤も毎日数回服用するようになったということでした。

痛い方の足に触れるとヒンヤリと冷たいのです。血液循環が悪くなっています。鎮痛剤の影響で冷えていることも考えられます。

鎮痛剤を減らしたら腰痛が改善

このときはあまりの激痛で動きの調整がほとんど出来ませんでした。脳と神経がリラックスする施術を行いました。鎮痛剤を毎日何回も飲むことで回復が妨げられているばかりか、日に日に痛みが強まっているので自分の責任で鎮痛剤を飲む回数をコントロールすることや、甘いものをできる限り経つことも提案しました。

そして約一週間後再来院したところ、だいぶ痛みが和らいでいました。鎮痛剤を減らして数日はとても辛かったそうですが、その後どんどん楽になってきていました。今回は動きの調整もいろいろ行うことも出来ました。

鎮痛剤による悪循環

鎮痛剤を飲むと身体が冷えます。血行も悪くなります。身体は血流を良くしたいものですから、鎮痛剤の効き目が切れてくるとここぞとばかりに血流を回復させようとします。つまり、血行が悪い状態から一気に血行が良くなろうとします。そのために神経を刺激して痛みが出やすくなると考えています。

しばらく正座したあとに立ち上がると足がビリビリしびれていたくなります。まさにそれと似た現象が起こるのです。これは腰痛でも坐骨神経痛でも頭痛でも同じメカニズムが働いています。一気に血流が良くなろうとするときにはその刺激で痛みが出ることがあるのです。

しかし、それは身体の回復のために必要な反応が起きているのです。身体にとっては良いことなのです。しかし、西洋医学で痛みを悪者として見なします。痛みは悪者だから薬で消してしまおうとするわけです。一時的にはそれが必要な場合もありますが、むやみに痛み止めに頼ってしまうと場合によっては怖いことになります。

血流が回復するときに痛みが出るのでまた鎮痛剤を飲む。薬が切れるとまた痛みが出る。という悪循環になっていくのです。悪循環から逃れるためには痛みを敵対視しないことや痛みのメカニズムを理解して安心することが大切です。